ネオンランプ
ネオンランプとは、ガラス管内にネオンガス(Ne)とアルゴンガス(Ar)の混合ガスを封入し、一対の金属電極を用いて陰極グロー放電で発光させる電子管の一種です。
アルゴンガスを混合するのは、ぺニング効果を利用してより低い放電開始電圧を得るためです。
また、電極はニッケル(Ni)または鉄(Fe)を主体し、その表面にバリウムアザイドまたは酸化アルカリ土類金属を塗布し、安定させます。
電極の間隔は、ガラス管内に封入されるガスの種類や圧力により異なりますが、パッシェンの法則によるV曲線の最低部になるよう、0.44〜1mmの間隔にするのが一般的です。