電磁開閉器

『ここにいう交流電磁開閉器とは、主回路が50Hzまたは60Hzの回路に使用され、電磁石の励磁により閉路し、減磁により開路する接触子を持ち、かつ電流開路の頻繁な開閉に耐える開閉部と、電流が予想以上に達したとき、その接点を開路または閉路して上記開閉部を開路させる過電流保護装置とを備え、操作開閉器などにより操作させる箱入形開閉器をいう。』


つまりは、電磁接触器(コンタクタ)と熱動形負荷継電器を組み合わせ、箱に入れた交流で使用する開閉器がJIS規格に定められた電磁開閉器(マグネットスイッチ)であるということです。


電磁開閉器を構成する要素としては、以下のように分類することが出来ます。

・接触子:負荷電流を開閉するためのもの。
・電磁石:接触子を開閉する為の機械的な運動の動力源。
・過電流継電器:負荷電流が予想値を越えた際に応動して電磁石の励磁を解き接触子を開路させるもの。
・接触端子:電流および負荷に至る電線を接続する為のもの。
・その他:電流計・電圧計・表示ランプ・操作用スイッチ等、使用目的や場所によって適当に組み合わされて用いられる。

電磁開閉器


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